日比谷のイタリアン「トラットリア チャオ」のフライドポテトがおもしろい
油で揚げたじゃがいもをこよなく愛すポテトフリークが、東京都内であらゆるフライドポテトを食べ歩いて、超主観で物申すブログです。
有楽町駅~新橋駅間の高架下にあるから歩いて5分ほどの場所にある、日比谷のイタリアン居酒屋「トラットリア チャオ(Ciao!)」のフライドポテトを紹介します。
第4回となる今回は初の試みとして、舞台は居酒屋です。
(ちなみにこれまでの第1~3回はフライドポテト専門店のレポでした。)
「これは!」というアグレッシブな気概のあるフライドポテトに出会ったので広めたい。
その名も「二段ポテトフライ」!!!
メニューの説明には「サクサクとホクホクの2種類のポテトを二段重ねで」と書かれています。どういうことなのか、これはポテトフリークの心をくすぐりますよね?
「二段ポテトフライ」の気になるビジュアルはこんなかんじ。
オーソドックスなナチュラルカットのフライドポテトの上に、クリスピーポテトが山盛り!テーブルに運ばれて来たら盛り上がるであろうこのビジュアルは、「トラットリア チャオ(Ciao!)」さん、味だけなく視覚的にもナイスパフォーマンスです。居酒屋ってそういうの大切だと思います。
それでは、実食!
二段ポテトフライ
Mサイズ ¥650/Lサイズ ¥1200
①不健康さ:★★★
②裏切り度:★★★★
③コスパ:★★
④中毒性:★★
とにかくビジュアルのインパクトが強く、「トラットリア チャオ(Ciao!)」でしか味わえない独創性がレベルが高かったので「裏切り度」が4点。オシャレでワクワクさせてくれる居酒屋ポテトということでポイント高いです。クリスピーポテトとナチュラルカットポテトを、ひと口で一緒に頬張るという、贅沢な所業に及ぶことだってできます!ただ、味はもっとギトギト&濃いめが良かったな。意外とあっさりしていたので、「不健康さ」「中毒性」までは繋がらなかったという印象でした。
アグレッシブな居酒屋ポテト、また出会いたいものです。
駒沢のカフェ「BROOKLYN RIBBON FRIES」のフライドポテトを食べてみた
油で揚げたポテト愛好家が、東京都内であらゆるフライドポテトを食べ歩くブログ。
今回で第3回目です。駒沢大学駅から歩いて5分ほどの場所にある、こだわりのフライドポテトとジンジャーエールが名物のカフェ「BROOKLYN RIBBON FRIES(ブルックリンリボンフライ)」に行って参りました。
この「BROOKLYN RIBBON FRIES(ブルックリンリボンフライ)」、ポテト愛好家さんたちには有名なお店ではないでしょうか?筆者も漏れなくずっと行きたかった本命のお店。お目当ては、ブルックリンに暮らすシェフ、Kiyo Shinokiさんが考案されたという“リボンフライ”。
だってほらもう!!こんなポテト、見たことあります!?写真だけでこの高揚感!!!!!
最&高。たまりません。ぶっちゃけ、食べる前から好きでした。
ではさっそく、実食!
評価ポイントは「①不健康さ」「②裏切り度」「③コスパ」「④中毒性」で判断。注)高ければ高いほど高評価です。
※詳細は第1回目の「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」記事を参照
リボンフライ(シーソルト&ブラックペッパー味)
Sサイズ ¥580/Lサイズ ¥780
①不健康さ:★★★★★★
②裏切り度:★★★★
③コスパ:★★★★
④中毒性:★★★★★★
リボンフライ(オニオングラタンスープ味)
Sサイズ ¥580/Lサイズ ¥780
①不健康さ:★★★★★★★
②裏切り度:★★★★
③コスパ:★★★★
④中毒性:★★★★★
おい星つけすぎだろ。リボンフライはもはやフライドポテトじゃない、これは麻薬ですわ(ポテト界で最上級の褒め言葉)。油のしみ込みがすばらしい。そして濃すぎるほどの塩加減。食感もね、いいんですよ。螺旋状カットで、じゃがいもの感触がしっかり残って柔らかい部分と、薄くてカリッと揚がっている部分が混ざってて。わかってらっしゃる。「不健康さ」「中毒性」が過去最高の5~7つ。2つの味を比べると、味付けは素材の味を活かしたシンプルなものが好みなので、「中毒性」はシーソルト&ブラックペッパー味が上かな。オニオングラタンスープ味はスパイスが玉ねぎの甘さがあって、味濃すぎ(褒めてる!)なので「不健康さ」では勝ってる。あと絶対驚くのがボリューム。ポテトが運ばれてきてこんな会話が繰り広げられました。
(私)「あの、Sサイズを頼んだんですけど…」
(店員さん)「この量がSサイズなんです」
(私)「!!!!!!?」
「コスパ」文句なしです。
食べるだけで、Kiyo Shinokiさんのポテト愛が感じられる、かつてない感動体験が待っています。
素材の味をしっかり味わいたかったので、今回はディップソースは付けませんでした。次回は試そうとは思うけど、付けないでそのまま食べた方が美味しいと思うんだよな。テイクアウトしている人もたくさんいたので、近くの駒沢公園で食べるのもいいかもしれないですね♪
ということで、「BROOKLYN RIBBON FRIES(ブルックリンリボンフライ)」のリボンフライは、ポテト愛好家さんには絶対に食べていただきたい逸品でした。
フライドポテト専門店「POMMKE」の本場ベルギーポテトを食べてみた
油で揚げたポテト愛好家が、東京都内であらゆるフライドポテトを食べ歩くブログ第2回目。
今回は、本場ベルギーのフライドポテト専門店「POMMKE(ポムケ)」に行って参りました。ポテトはベルギーから直輸入しているんだそう。以前は外苑前に路面店があったようなのですが、現在は池袋の西武百貨店の屋上にある1店舗のみで営業されています。
前回同様、評価ポイントは「①不健康さ」「②裏切り度」「③コスパ」「④中毒性」で判断。注)高ければ高いほど高評価です。
※詳細は第1回目の「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」の記事を参照
それでは実食!
「POMMKE(ポムケ)」のフライドポテトのメニューは、シンプルに1種類。サイズと、セットのベルギービールによってお値段が変わります。ディップソースは3種類のうちから1つを選びます。
今回、仕事中だったので泣く泣くビールは我慢して。単品のMサイズを購入。ディップソースは、「サムライ」を選びました。
本場ベルギーのフライドポテト(単品/ディップ1こ付き)
Sサイズ ¥490/Mサイズ ¥590/Lサイズ ¥700
①不健康さ:★★
②裏切り度:★★★
③コスパ:★★★
④中毒性:★★★
見た目は、王道のフライドポテト。正直、筆者の好みではないので期待はしていなかったのですが…予想以上に美味しかった。外の衣は本当にカリカリ、そして中のじゃがいもはしっかりホクホク。食感が楽しい。外と中のギャップがとっても美味しい。まずまずの「裏切り度」。ディップソースがあるからか塩加減は薄目なので「不健康さ」は足りていませんが、マヨネーズベースのサムライソースがピリ辛なので、良いアクセントに。ボリュームもしっかりあって「コスパ」は星3つ。これまで食べたベルギースタイルのポテトのなかだったら、レベル高い気がするので「中毒性」も星3つ。
前回の「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」のベルギーポテトも同じスタイルでしたが、正直個人的な好みからすると「POMMKE(ポムケ)」の方が断然美味しかった!今度はぜひともベルギービールと一緒にいただきたい!西武屋上のガーデンというロケーションも◎なので、フラッと立ち寄れるので足を運んでみてください。
フライドポテト専門店「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」のポテトを食べ比べてみた
フライドポテトって最高で最強に美味しいですよね。
「あたし、フライドポテトって嫌いだわ」
「オレ、生まれて此の方、一度もフライドポテト食べたことないんだ」
「もしも、食わず嫌い王決定戦*1に出たら、嫌いな食べ物は絶対フライドポテトにする!」
そんな人に出会ったことあります?いや、ない!いつでもどこでもみんなの人気者。それがフライドポテトではないでしょうか。
フライドポテトの主戦場であるファストフードはもちろんのこと、ファミレスやコンビニ、居酒屋にBar、映画館やテーマパーク…どこでも絶対にそこにいて、それなのに出しゃばることなく、そっと主役を支えてくれている…。辛いとき、悲しいとき、勇気をくれる。そんな健気で真面目な姿勢が愛らしいです。ポテトよ、いつもありがとう。
そんなフライドポテトが主役のお店“フライドポテト専門店”が近年ブームです!
そこで、東京都内にあるフライドポテト専門店に行って、それぞれの商品を食べ比べてみました。
第1回目は、人気有名店「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」です。ポテト愛好家なら誰もが一度はその名を耳にしたことがある、目にしたことがあるのではないでしょうか。
その前に、評価ポイントをご説明。
以下の4つのポイントを基準とし、星が多ければ多いほど“この世界でより有益なフライドポテト”となります。(※注、完全主観です!)
①不健康さ
フライドポテトは不健康さが命です。だってジャンクフード!!!オシャレぶってる健康志向のフライドポテトって大体不味い。なにがしたいのかわからない。1mgのタバコ吸ってる人みたいな。ヘルシーなもの求めてるなら、フライドポテト食べないんだからさ!たくさん油を吸って、たくさん塩分が含まれているフライドポテトが正義です。
②裏切り度
前述のように、フライドポテトって現代社会で生きるなかで避けては通れない超メジャーフードなので、大体どんな味がするのか正直予想できちゃいますよね。そんな予定調和を崩してくる、想像を遥かに上回る「こんなの初めて…!!」に出会いたいんですよ。つまりいい意味での“裏切り度”ですね。
③コスパ
フライドポテト様にはいつも大変お世話になっておりますが、でも、好きだからっていくらでも払えるってワケじゃない。ファストフードとしての味と量を踏まえたうえでの適正な金額設定かどうかも、重要視させていただきます。
④中毒性
結局、フライドポテトの醍醐味って「やめられない」「とめられない」だと思うんです。ファミレスでも居酒屋でも、四方八方からみんなの手が伸びてきて、気付いたらアッと言う間に無くなってる!それでこそフライドポテトじゃないですか。そして、日が経っても「うわー●●のポテト、食べたい!」ってリピートしたくなる中毒性。
さて、前置きが長くなりましたが実食!
「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」は、フライドポテト専門店だけあって、メニューには多種多様な種類のフライドポテトが並びます。
今回は、写真左から
- ビンチェ(本場ベルギー産)
- 北海こがね(北海道産)
- ラセットバーバンク(アメリカ産)
- ポムピン(ヨーロッパ産)
を注文して、食べ比べをしてみました。
ビンチェ(本場ベルギー産)
①不健康さ:★
②裏切り度:★★
③コスパ:★★
④中毒性:★★
王道のフライドポテト。外はカリッと、中はホクホク。じゃがいもの味がしっかりわかります。「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」の特徴でもあるディップソースをつける前提だからだと思いますが、味は薄目。よって、全体的に「不健康さ」が足りません。割と見たままの味ですが、フライドポテト専門店と名乗るだけあって、味のクオリティはチェーン店のそれとはやはりワンランク上だなと感じるので「裏切り度」は星2つ。
北海こがね(北海道産)
①不健康さ:★
②裏切り度:★★
③コスパ:★★
④中毒性:★
北の大地、北海道のじゃがいもを使ったフライドポテト。「ビンチェ(本場ベルギー産)」とはまた違う、さらに一段上のホクホク感が味わえます。じゃがいもの素材の味の主張が強いです。そういった意味で、「裏切り度」は星2つ。しかし、こちらも「不健康さ」が足りない。そしてホクホク感でお腹が満たされるので、量をたくさん食べたいとは思えず、「中毒性」にも欠けました。
ラセットバーバンク(アメリカ産)
①不健康さ:★★★
②裏切り度:★★
③コスパ:★★
④中毒性:★★★★
シュートリングカットのフライドポテト。衣の味もしっかりついていて、その衣が油もしっかり吸っていて、私の求める「不健康さ」ポイントが高めのメニューがやってきました!今回の4メニューのうちで、一番、自然と手が伸びるのがこの「ラセットバーバンク」でしたね。よって、「中毒性」は星4つ。ふつうに美味しいやつでした。
ポムピン(ヨーロッパ産)
①不健康さ:★
②裏切り度:★★★★
③コスパ:★★★
④中毒性:★★★
今回、一番衝撃を受けたのが、この「ポムピン」です。なんと言っても、中のマッシュポテトのマッシュ感!こういった形状のフライドポテトってたまにありますが、味わったことのない滑らかさでした。でも、衣はちゃんとカリッとしてるんです。そのバランスが絶妙。口当たりが予想外だったので、「裏切り度」は今回最高の星4つ。またその衝撃さから何度も手を伸ばしたくなるので「中毒性」も◎。そしてこの味はなかなか余所では出会えないなということで、貴重性も考慮すると金額設定も妥当かと思ったので「コスパ」も星3つとしました。
今回初めて「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」に行きましたが、紹介した商品以外にもメニューはまだまだありますし、季節によっても変わるそう。ディップソースの種類も豊富なので、選択肢の広さがとても楽しかったです。ほかのメニューも試したいので、近々またレポート第2回目もやってみたいと思います。
*1:1997年~2018年放送の人気長寿番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の名物コーナー。4つの料理のなかに1つだけ紛れている相手の嫌いな料理を当てるゲーム。