油で揚げたポテトは精神安定剤

アクリルアミドまみれでも構わないフライドポテトとポテトチップスのブログ

フライドポテト専門店「AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」のポテトを食べ比べてみた

フライドポテトって最高で最強に美味しいですよね。

「あたし、フライドポテトって嫌いだわ」
「オレ、生まれて此の方、一度もフライドポテト食べたことないんだ」
「もしも、食わず嫌い王決定戦*1に出たら、嫌いな食べ物は絶対フライドポテトにする!」

そんな人に出会ったことあります?いや、ない!いつでもどこでもみんなの人気者。それがフライドポテトではないでしょうか。
フライドポテトの主戦場であるファストフードはもちろんのこと、ファミレスやコンビニ、居酒屋にBar、映画館やテーマパーク…どこでも絶対にそこにいて、それなのに出しゃばることなく、そっと主役を支えてくれている…。辛いとき、悲しいとき、勇気をくれる。そんな健気で真面目な姿勢が愛らしいです。ポテトよ、いつもありがとう。

 

そんなフライドポテトが主役のお店“フライドポテト専門店”が近年ブームです!

そこで、東京都内にあるフライドポテト専門店に行って、それぞれの商品を食べ比べてみました。

第1回目は、人気有名店AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」です。ポテト愛好家なら誰もが一度はその名を耳にしたことがある、目にしたことがあるのではないでしょうか。

andthefriet.com

 

その前に、評価ポイントをご説明。
以下の4つのポイントを基準とし、星が多ければ多いほど“この世界でより有益なフライドポテト”となります。(※注、完全主観です!)

①不健康さ
フライドポテトは不健康さが命です。だってジャンクフード!!!オシャレぶってる健康志向のフライドポテトって大体不味い。なにがしたいのかわからない。1mgのタバコ吸ってる人みたいな。ヘルシーなもの求めてるなら、フライドポテト食べないんだからさ!たくさん油を吸って、たくさん塩分が含まれているフライドポテトが正義です。

②裏切り度
前述のように、フライドポテトって現代社会で生きるなかで避けては通れない超メジャーフードなので、大体どんな味がするのか正直予想できちゃいますよね。そんな予定調和を崩してくる、想像を遥かに上回る「こんなの初めて…!!」に出会いたいんですよ。つまりいい意味での“裏切り度”ですね。

コスパ
フライドポテト様にはいつも大変お世話になっておりますが、でも、好きだからっていくらでも払えるってワケじゃない。ファストフードとしての味と量を踏まえたうえでの適正な金額設定かどうかも、重要視させていただきます。

④中毒性
結局、フライドポテトの醍醐味って「やめられない」「とめられない」だと思うんです。ファミレスでも居酒屋でも、四方八方からみんなの手が伸びてきて、気付いたらアッと言う間に無くなってる!それでこそフライドポテトじゃないですか。そして、日が経っても「うわー●●のポテト、食べたい!」ってリピートしたくなる中毒性。 

 

さて、前置きが長くなりましたが実食! 

AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」は、フライドポテト専門店だけあって、メニューには多種多様な種類のフライドポテトが並びます。

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今回は、写真左から

  • ビンチェ(本場ベルギー産)
  • 北海こがね(北海道産)
  • ラセットバーバンク(アメリカ産)
  • ポムピン(ヨーロッパ産)

を注文して、食べ比べをしてみました。

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ビンチェ(本場ベルギー産)

①不健康さ:★

②裏切り度:★★

コスパ:★★

④中毒性:★★

王道のフライドポテト。外はカリッと、中はホクホク。じゃがいもの味がしっかりわかります。AND THE FRIET(アンド ザ フリット)」の特徴でもあるディップソースをつける前提だからだと思いますが、味は薄目。よって、全体的に「不健康さ」が足りません。割と見たままの味ですが、フライドポテト専門店と名乗るだけあって、味のクオリティはチェーン店のそれとはやはりワンランク上だなと感じるので「裏切り度」は星2つ。

 

北海こがね(北海道産)

①不健康さ:★

②裏切り度:★★

コスパ:★★

④中毒性:★

北の大地、北海道のじゃがいもを使ったフライドポテト。「ビンチェ(本場ベルギー産)」とはまた違う、さらに一段上のホクホク感が味わえます。じゃがいもの素材の味の主張が強いです。そういった意味で、「裏切り度」は星2つ。しかし、こちらも「不健康さ」が足りない。そしてホクホク感でお腹が満たされるので、量をたくさん食べたいとは思えず、「中毒性」にも欠けました。

 

ラセットバーバンク(アメリカ産)

①不健康さ:★★★

②裏切り度:★★

コスパ:★★

④中毒性:★★★★

シュートリングカットのフライドポテト。衣の味もしっかりついていて、その衣が油もしっかり吸っていて、私の求める「不健康さ」ポイントが高めのメニューがやってきました!今回の4メニューのうちで、一番、自然と手が伸びるのがこの「ラセットバーバンク」でしたね。よって、「中毒性」は星4つ。ふつうに美味しいやつでした。

 

ポムピン(ヨーロッパ産)

①不健康さ:★

②裏切り度:★★★★

コスパ:★★★

④中毒性:★★★

今回、一番衝撃を受けたのが、この「ポムピン」です。なんと言っても、中のマッシュポテトのマッシュ感!こういった形状のフライドポテトってたまにありますが、味わったことのない滑らかさでした。でも、衣はちゃんとカリッとしてるんです。そのバランスが絶妙。口当たりが予想外だったので、「裏切り度」は今回最高の星4つ。またその衝撃さから何度も手を伸ばしたくなるので「中毒性」も◎。そしてこの味はなかなか余所では出会えないなということで、貴重性も考慮すると金額設定も妥当かと思ったので「コスパ」も星3つとしました。

 

今回初めてAND THE FRIET(アンド ザ フリット)」に行きましたが、紹介した商品以外にもメニューはまだまだありますし、季節によっても変わるそう。ディップソースの種類も豊富なので、選択肢の広さがとても楽しかったです。ほかのメニューも試したいので、近々またレポート第2回目もやってみたいと思います。

*1:1997年~2018年放送の人気長寿番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の名物コーナー。4つの料理のなかに1つだけ紛れている相手の嫌いな料理を当てるゲーム。